• 2025-04-04

BASFコーティングス、上海・曹涇工場の生産能力増強へ

独化学メーカー大手のBASFは24日、中国上海にある曹涇工場で電着塗料用樹脂の生産能力を増強する、と発表した。工場設備を見直し2026年初めにも実施する。おう盛な需要をみせるアジアでのコーティング事業拡大が狙い。

BASFは2015年に、上海化学工業パーク(SCIP)に曹涇工場を開設。ポリエステルとポリウレタン樹脂を年間8千トン生産し始めた。現在では、その2.3倍となる年間1万8,800トンにまで生産能力を拡大している。今後、工場の工程最適化を図りさらに生産能力を増やす。

これにより、同社では「供給の信頼性が向上し、この地域における自動車OEMコーティングの需要増に対応できるようになる」(グローバル自動車OEMコーティング担当シニア・バイス・プレジデントのパトリック・ザオ氏)という。

曹涇工場は、中国とアジア太平洋地域向けに自動車用塗料用原料を供給している。アクリルやポリエステル、ポリウレタン、電着塗料用バインダー、中研ぎ用樹脂などを100%再生可能エネルギーを用い生産している。(2025年3月25日)