中国の電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車(XPENG)は1日、11月の新車販売台数が前年同月比54%増の3万895台になった、と発表した。8月に発売したハッチバックタイプのEV「MONA M03」が3カ月連続で1万台超えを納車しているのが奏功した格好だ。
「MONA M03」が3カ月連続の1万台超え
3カ月連続で1万台超えを納車しているという「XPENG MONA M03」は、若年層をターゲットにした同社の新たな戦略車で、エントリーモデルで11万9,800人民元(約240万円)からで、現地価格で23万人民元(約460万円)以上となるライバル「テスラ モデル3」の半値近い低価格が人気に火をつけた格好だ。また、同社は10月末までに予約し、5千元(約10万円)の手付金を支払うと、最大5千元の下取り特典と1500kWh/年(4年間)の無料充電特典などを付与している。(2024年12月1日)