BMWは9日、今月26日から東京で開催される「Japan Mobility Show (JMS)2023」での出展概要を発表した。新モデルのコンパクトSAC「BME X2/iX2」をワールド・プレミアとして展示するほか、9月のIAAで発表した2025年から市販予定の次世代車ビジョン「ノイエ・クラッセ」をアジアで初披露する。JMSの出展内容を本国で発表した。
JMSでは、BMWの電動化とデジタル化に取り組む先駆的なビジョンを軸に展示する。11日に発表する新型「BMW X2」とBEVの「BMW iX2」をワールド・プレミアとして披露するのをはじめ、BEV仕様の「BMW iX2」に加え、コンパクトなスポーツ・アクティビティ・ビークルの「BMW iX1」から「BMW i4」、「BMW i5」、「BMW iX」、ラグジュアリー・セダンの「BMW i7」まで、幅広いBEVラインナップを展示する。また、BMWでは最もパワフルなBEV「MW i7 M70 xDrive」、そしてM HYBRIDドライブ・システムを搭載した「BMW XM Label Red」、48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジーを採用した「BMW X7」も出展する。
今年9月のIAAで披露したBMWの次世代車ビジョン「Neue Klasse(ノイエ・クラッセ)」も紹介する。キドニー・グリルやホフマイスター・キンクなど、BMWの特徴的なスタイリングが前面に押し出されているほか、未来卯的なユーザー・エクスペリエンスもその特長だ。例えば、ノイエ・クラッセのために開発されたBMWパノラミック・ビジョンは、フロントガラスの幅全体に情報を映し出し、センター・ディスプレイやステアリング・ホイールのマルチファンクション・ボタン、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントによる音声コントロールを強化している。さらに、ドライブ・テクノロジーでも「第6世代」というBMW eDrive技術で、効率は25%向上し航続距離は30%延び、充電時間を30%短縮している。