• 2024-12-23

GM、開発部門担当役員などが交代。パークス副社長退任で

ゼネラル・モーターズ(GM)は13日、2024年1月2日付けでグローバル製品開発を率いてきたダグ・パークス上級副社長が退任し、後任にケン・モリス副社長とジョシュ・タベル副社長がそれぞれ製品プログラム・製品安全・モータースポーツ担当、エネルギー貯蔵・推進、研究開発、製造技術担当として就任すると発表した。

グローバル製品開発のリーダーとして、購買・サプライチェーンも担当していたダグ・パークス氏が退任。パークス氏は1984年にGMに入社した生え抜きで、GMの全ブランドで現代のEVの基礎を含む数十車種の開発を担いエンジニアリング・チームを率いてきた。

パークス氏の後任として、現在はグローバル車両・推進チーム担当副社長であるケン・モリス氏が製品プログラム・製品安全・モータースポーツ担当上級副社長として、またカスタマーケア&アフターセールス担当のグローバル・バイス・プレジデントであるジョシュ・タベル氏がエネルギー貯蔵・推進、研究開発、製造技術担当のシニア・バイス・プレジデントに昇格する。GMでは、バッテリー開発や製造エンジニアリング活動など、GMの電動化戦略を加速させる上で重要な分野におけるGMの製品およびプロセスを統合するものと位置付けている。

また、グローバル市場での幹部人事も行い、現在は北米GM担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼プレジデントを務めるローリー・ハーヴェイ氏が新設のグローバル市場担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼プレジデントに、GMカナダ社長兼マネージング・ディレクターを務めるマリッサ・ウエスト氏が北米GM上級副社長兼社長となる。