韓国通商産業省(MOTIE)は4月1日から、電気自動車(BEV)を5段階のエネルギー効率に分けた等級制度を実施した。輸入車を含むすべてのBEV、計278車種が対象で、最も効率が高いとする1等級には6車種がリストに入った。
1等級は5.8㎞/kWh以上、対象は6モデル
この等級制度は、2023年9月から新たに発売されたBEVを対象に実施しており、今年4月からは旧モデルを含む全BEVが対象に加わり等級表示が義務付けられた。
5.8㎞/kWh以上は6モデルで、全体の2.2%。次いで5.0~5.7㎞/kWhには54モデル(全体の19.4%)、3等級(4.2~4.9㎞/kWh)が73モデル(同26.3%)、4等級(3.4~4.1㎞/kWh)は83モデル(同29.8%)、5等級(3.3㎞/kWh以下)が62モデル(22.3%)だった。
同省では、BEVモデルが増えるなかで、消費者がBEV比較しやすくなるとともにメーカーによる高効率モデルの競争力が高まることを期待している。(2024年4月3日)