• 2024-09-29

メルセデス・ベンツ、シンジケートローン110億ユーロを獲得し与信更新。三菱UFJも主幹事に

メルセデス・ベンツ・グループAG(MBG)は21日、国際金融コンソーシアムから11億ユーロ(1,885億円)のシンジケートローンを確保した、と発表した。期間は5年間で、同社では「2029年まで強固な財務基盤を支えるもの」と話している。

新たなシンジケート・クレジット・ファシリティは、欧州とアジア、米国の32行が国際金融コンソーシアムを組んで実行する。コーディネーターはバンク・オブ・アメリカ、BNPパリバ、ドイツ銀行、MUFGの4行。同社によると、既存のシンジケート・クレジット・ファシリティと比較して銀行数が減少したにもかかわらず、この取引は大幅な申し込み超過となったという。

シンジケート信用枠の期間は5年で、延長可能期間1年のものが2回ある。同社では少なくとも2029年までメルセデス・ベンツの強固な財務基盤を支えるもの、という。MBG財務・IR担当責任者のシュテフェン・ホフマン氏は、「このシンジケート・クレジット・ファシリティに対する高い関心と魅力的な条件は、メルセデス・ベンツが銀行界から高い評価を得ていること、そして我々の戦略実行に対する信頼と信用を享受していることを示している」と述べた。(2024年6月23日)