• 2024-09-29

VWと小鵬汽車、E/Eアーキテクチャー協業で基本合意

小鵬汽車(XPENG)は21日、フォルスワーゲン(VW)グループとE/Eアーキテクチャーの技術提携で基本合意した、と発表した。今年4月に両社で技術協力で合意したことの範囲を拡大、中国の現地生産車の協業開発を急ぐ狙い。

XPENGとVWグループは、VWの電動車専用プラットフォーム「MEB」と中国向けプラットフォーム「CMP」をベースに、中国で現地生産するすべての車両向けにE/Eアーキテクチャーを共同開発する。共同開発したE/E アーキテクチャーを搭載する最初の車両を、約24カ月以内に生産開始する予定だ。また、両社は共同開発したE/Eアーキテクチャーを使用する範囲を拡大するため、さらなる協業の機会を積極的に探っていく、とした。

E/Eアーキテクチャー技術協力で、両社は広州と合肥にプロジェクトハウスを設立し、双方のエンジニアが傘下したE/Eアーキテクチャー開発を加速させたい考えだ。

XPENGの何暁鵬会長は「今回のE/Eアーキテクチャー共同開発は、VWグループとの長期的な戦略的パートナーシップにおいて、当社が1年以内に達成した3つ目の大きなマイルストーンとなる」と話し、「ウィンウィンの戦略的パートナーシップをさらに広げていくことを楽しみにしている」と話した。(2024年7月22日)