GMCは12日、コンパクトSUV「2025年型テレイン」を発表した。次世代コンパクトSUVとして、自動ブレーキなど安全・運転支援機能を標準装備した。オプションで、同車初となるリアカメラミラー1を含む最大8つのカメラビューが利用可能になった。
2025年型テレインは、より広いスペース、より多くの安全機能、より多くのテクノロジーを搭載をうたい文句に、GMCの新たなモデルデザインを表現した。 テレイン初のツートーンルーフオプションを用意したほか、2025年型としてエレベーション・トリムを発売、コンパクトSUVとして「かつてないほど多くの標準装備テクノロジーと装備を提供」したとしている。
15種類以上の安全および運転支援機能を標準装備し、とりわけ自動緊急ブレーキや歩行者・自転車運転者用ブレーキ、交差点自動緊急ブレーキ、側面自転車運転者警告などを追加装備した。また、3グレードすべてに15インチ・プレミアムGMCインフォテイメント・システムや11インチ・ドライバー情報センターを備えた。GMC テレイン初のツートーンルーフオプションとして、ブラックまたはグレーの2色を用意したほか、キャビンの幅を強調するインテリアラインや、インパネインサートなどにクローム装飾を施こした。
2025年には、GMCは2026年モデルとして「AT4」と「デナリ仕様」を発売予定だ。うち「AT4」の標準装備には、車高アップや金属製アンダーボディ保護シールド、AWDとヒルディセントコントロールが盛り込まれ、「デナリ」は前後部外付けヒーター付きシートやアニメーションヘッドランプとテールランプ、スマート周波数ダンパーを備える。(2024年8月13日)