パリモーターショー2024が14日開幕する。90回めの節目の年で、パリ・チェイリルー公園を会場に「国際自動車博覧会」として催されてから今年で126年になる世界で最も歴史ある自動車ショーだ。今回は地元フランスのルノーやプジョーシトロエンのほかアルファ・ロメオや、フォード、さらに中国メーカーのBYDやXPENGも出展し、最新モデルや次世代コンセプトカーが披露される。また、2030年までの電気自動車(EV)普及をテーマにしたトークセッションも開く。
90回の記念開催に。2030年EV普及テーマにした会議も
ルノーはBセグメントのSUVタイプのEV「ルノー4」を世界初公開するほか、シトロエンもガソリン車と電動モデルをラインナップする「C3/C3エアクロス」を発表する。VWも最大で7人乗りとなる新型SUV「タイロン」を初公開する。また、ルーマニアのダチアも日産自動車「キャッシュカイ」に対抗するSUV「ビッグスター」を披露する。
SUVモデルの初公開相次ぐ
14日はプレスデーで、一般公開は15日から20日まで。会期中40万人が来場する見込みだ。(2024年10月11日)