コンチネンタルは29日、ポルシェが「新型パナメーラ」の純正タイヤとしてコンチネンタルのタイヤを採用した、と発表した。採用されたのはコンチネンタルのプレミアムタイヤ「スポーツコンタクト7」で、時速300キロ以上の高速走行でも最大限の精度と安全性を提供できる、としている。
前モデル比、ウェット制動距離8%短縮
承認されたのは、「スポーツコンタクト7」のほか「プロ・コンタクトRX」と冬用タイヤの「ウインター・コンタクトTS860S」の3タイヤ。コンチは、「スポーツコンタクト7」が最高のドライビングプレジャーと最高の安全性を提供するとし、なかでもその優れたハンドリング特性と短い制動距離が高く評価されているという。とくに、前モデルよりもウェット制動距離が8%短縮され、乾燥した路面でも制動距離が6%短縮されているとしている。また、タイヤの耐用年数は17%増加したとも。
ポルシェでは「パナメーラ」用の超々高性能(UUHP)タイヤとして、300km/hを超える速度での走行性能と重量級で過酷な使用にも対応できるXLの負荷能力指数を基準にしている。(2024年10月30日)