ポルシェは26日、今年上半期(1~6月)の業績を発表し、新車販売の伸びを受けて増収増益をマークした。売上高営業利益率は18.9%に達し、当初目標を達成するとともに部品コスト高のなかでその収益力の高さを維持した。
期中の新車販売台数は16万7354台で前年同期比14.7%増だった。「新型カイエン」の発売などが奏功した。売上高は204億3000万ユーロ(3兆1687億円)で同14%増えた。営業利益は同10.7%増の38億5000万ユーロ(5971億円)となった。売上高営業利益率は18.9%で目標としていた17~19%の最も高い水準に達した。自動車部門のネット・キャッシュ・フローは、前年度から減ったものの22億2000万ユーロとなり、自動車部門のネット・キャッシュフロー・マージンは11・7%(前年度14.5%)となった。