• 2024-09-29

BASF社、排ガス用触媒および貴金属サービス事業の分社化を完了

BASFは28日、移動排出ガス触媒と貴金属サービス事業を分社化を完了した、と発表した。新事業会社は「BASF Environmental Catalyst and Metal Solutions(ECMS)」とした。この事業体の分離は2021年12月に発表していた。

ECMSの本社はニュージャージー州アイゼリンに置き、15カ国に及ぶグローバルで事業展開する。4,500人以上の従業員と20カ所の生産拠点を持つことになる。ECMSは独立事業体として、独自の法人、ITシステム環境、サービスを独自に運営。引き続きBASFのサーフェステクノロジーズ部門の触媒部門の一部として報告される。

ECMSのダーク・ブレムCEOは、「業界をリードする技術革新により、当社は新たなプラットフォームを獲得しており、今回のカーブアウトの成功により、より厳しくなる小型および大型車の排ガス規制に合わせて機敏かつ起業家的に市場機会を捉えることができるようになった。さらに、循環型ソリューションと水素経済における成長分野をさらに追求していく」と述べた。