• 2024-09-30

VWグループ、半導体を直接調達に

フォルクスワーゲン・グループは24日、電子部品と半導体の調達を再編する。新たに「半導体調達委員会(SSC)」を設置し、最適な調達戦略を展開する。

VWグループは電子部品調達の新戦略を策定した。これまで部品サプライヤーに委ねていたのを直接、VWグループが購入する。乗用車部門の調達担当のディルク・グローセ・ローハイド取締役は、「以前は、制御ユニットのような電子部品を調達し、ティア1サプライヤーはどの部品を使うかをほとんど自由に決めていた。今後は、ティア1サプライヤーとの緊密な連携とパートナーシップのもと、グループ調達がどの半導体やその他の電子部品を使用するかを決定する」と述べた。
VWグループは各ブランドの調達部門と開発部門、さらに「さらに、この目的のために特別に設立された半導体調達委員会(SSC)により、全ブランドにわたって行われる。
さらに、この目的のために特別に設立された半導体調達委員会(SSC)によって、全ブランドにわたって行われます。
さらに、各ブランドの調達部門と開発部門、フグループのソフトウェア会社「CARIAD」の代表者で構成する半導体調達委員会(SSC)を設置し、ブランド横断的な調達体制を整える。

半導体など電子部品の調達競争は激化している。VWによると、1978年にはポルシェ911の制御ユニットに搭載された半導体は8個だったの現在では、シュコダ・エニヤックに約90個のコントロール・ユニットがあり、約8,000個の電子部品が搭載されている。車両に搭載される電子部品価格は今後も高まると見込んでおり、現在1台あたり平均約600ユーロから2030年までに2倍以上になると予想している。