• 2024-09-30

加マグナ、ネットゼロをSBTiに提出

マグナは28日、パリ気候協定に沿った脱炭素化目標のベンチマークとして広く受け入れられているScience Based Targets initiative (SBTi)にネット・ゼロ・エミッション目標を提出した。2050年までにネット・ゼロ・エミッションを達成し、2030年までに短期的なスコープ1、2、3の目標を達成する。


マグナは、低炭素モビリティ技術への移行を支援しながら、自社施設内で発生する排出量だけでなく、サプライチェーン全体の排出量にも取り組んでいく方針だ。再生可能エネルギー源へシフトしながら製造プロセスをより効率的にし、電気自動車への移行を促す。具体的には、2025年までにヨーロッパで100%再生可能な電力を使用するように移行し、2030年までに全世界で使用する。これにより、マグナは2030年までにスコープ1と2の排出量をそれぞれ約42%、スコープ3の排出量を約25%削減する計画だ。今回、こうした取り組みをSBTiに提出し、検証を受ける。