ピレリは16日、2025年から2027年までのFIA世界ラリー選手権(WRC)にタイヤ供給しないことを決めた。これにより、ピレリは2024年でWRCの単一サプライヤーとしてのパートナーシップを終了することになる。
ピレリは1973年にWRCが始まって以来一時期を除いてタイヤを供給をしており、2021年からはミシュランに代わって唯一のWRCのコントロールタイヤサプライヤーとして、WRCとWRC2クラスにタイヤを供給してきた。同社では、世界中の350以上のモータースポーツ選手権に参戦しているピレリは、「今後もラリー競技にコミットし、現在参戦している他のすべてのラリー競技への参戦を継続する」と表明した。