ルノーは21日、エアロバン「新型ルノーマスター」を発表した。ディーゼル、BEVそして水素の3つのパワートレーンを持つ、同社次世代バンとなる。引き続きフランス東部のバティイ工場で生産し、2024年春に発売する。
新型ルノーマスターは4代目で、ルノーの次世代マルチエナジー・エアロバンとして全面改良した。エアロダイナミクスを追求したボディデザインに、105~170psのディーゼル・ブルーdCiエンジンと96~105kWのバッテリーを搭載し410km以上の航続距離をみせるBEV、さらに水素バージョン車の3つのパワートレーンを設定する。最新の安全装備を備え20ものドライバー支援システムを採用した。BEV仕様はバッテリーから直接、またはコックピットや荷室にあるコンセントから機器に電力を供給するV2GあるいはV2L充電が可能としている。収納スペースは最大135リットルで、マルチメディアシステムやMy Renaultアプリによるリモート車両接続を全車標準装備した。
バティイ工場で生産し、2024年春に発売する。