フォルクスワーゲン(VW)は9日、2023年の新車販売台数が前年比6.7%増の487 万台だった、と発表した。このうち、電気自動車(BEV)は同21.1%増の39万4千台をフォルクスワーゲンは、2023 年の完全電気自動車の販売台数を 21.1%増の約 394,000 台とすることができました。フォルクスワーゲンブランドにとって、完全電気自動車の最大の市場(絶対数で)は、中国、ドイツ、米国、英国、スウェーデン、フランス、ノルウェー、ベルギーだった。
BEVは21%増の39万4千台
BEV販売は好調で、ドイツでは「ID.4」が同62.9%増の約3万台販売したほか、米国では同84.2%増の約3万8千台を売り上げた。中国では「ID.3」が人気で、前年に比べ3倍以上となる7万5千台余りを販売した。一方、SUV人気は根強く総販売台数に占める SUV の割合は 前年の14.9%から54.2%に3倍以上に拡大した。米国市場では全体の81%以上がSUVだった。欧州では「T-Roc」が引き続きSUV最量販車を維持し、ドイツのほか英国、スペイン、トルコで販売記録を塗り替えた。コンパクトの「ポロ」のドイツでの販売台数は前年比44.1%増の約3万3,500台だった。
VWは今年、主軸商品の新型モデルを相次ぎ発売する予定だ。初代から50年を経た8代目の「ゴルフ」を2024年春から先行販売し始める予定だ。新世代のパサートとティグアンに加えて、「T-クロス」の納車を2024年第1四半期から始める。「ID.4」と「ID.5」をアップデートするほか、「新型ID.7 Tourer」を年内に発売する。さらに、2026年からはAセグメントでBEVのSUVを生産する計画だ。