• 2024-12-23

現代自 アイオニック5のパフォーマンスモデル発表

ヒュンダイは14日、英グッドウッドでのモータースポーツイベントで電気自動車「Ioniq(アイオニック)5」のパフォーマンス・バージョンを発表した。1年後の来年第2・四半期に発売予定。

Ioniq 5 NとEV6 GTの基本コンセプトは同じで、どちらのE-GMPモデルも2モーター全輪駆動と800ボルトのバッテリーに依存している。リヤの電気モーターには、両車とも2段インバーターを採用しており、オンセミ社製のSiC半導体を採用することでエネルギー効率を高めている。

EV6 GTの出力が430kWであるのに対し、ヒュンダイIoniq 5 Nのシステム出力は448kWで、「Nグリン・ブースト」を作動させると最大出力は478kWに上昇する。エネルギー供給には、容量84kWhの新型バッテリーを搭載。最適化されたバッテリー熱管理システムは、冷却面の拡大に基づいている。ヒュンダイは、Ioniq 5 Nの航続距離を市場導入時にのみ発表する。

現代自動車は発表の中で、新型バッテリーについては言及していない。したがって、従来の77.4 kWhバッテリーとの違いが、モジュールの追加によるものなのか、エネルギー密度の高いセルケミストリーの変更によるものなのかは不明である。また、充電性能と充電時間に関する情報もないが、トップモデルでも既知の18分の充電時間から逸脱することはなさそうだ。