メルセデス・ベンツは6日、ドイツ・ブレーメン工場で1,000万台の生産を達成した、と発表した。1978年の開業から46年での偉業となる。同工場では、この1,000万台生産を記念して、最初の生産車「メルセデス・ベンツS123エステート」とともに、1,000万台めの「EQE」を展示し祝った。
1978年開業、48年で達成
ブレーメン工場はドイツ北部のブレーメンにあるCクラスの主要工場。約1万1,500人が従事し、現在 Cクラスのサルーンやエステート、CLEクーペおよびカブリオレ、GLC SUV、GLCクーペ、メルセデスAMG SLロードスターおよびGTモデル、そしてBEVモデルのEQEの計9車種を生産している。昨年は約27万7,000台を出荷した。同工場はグローバルでのGLC生産管理も担っている。2019年にはBEVモデルを初めて量産した工場でもあり、2020年9月の累計900万台生産車もBEVの「EQC」だった。
1,000万台めはBEVの「EQE」
メルセデス・ベンツ・グループで生産・品質・サプライチェーンマネジメントを担当するイェルク・ブルツァー取締役は「1,000万台という生産記念日を迎え、ブレーメンの効率性と柔軟性が改めて証明された。すべてのお客様のために完璧なメルセデス・ベンツを作ろうという皆さんのコミットメント、情熱、そして志が、この工場のサクセスストーリーを可能にしている」と話した。(2024年6月6日)