電気自動車(BEV)メーカーのポールスターは17日、2025年中にアジアやラテンアメリカにも販路を拡大する、と発表した。同時に、欧州で非正規販売店モデルにシフトする。
非正規販売店モデルにシフト
ポールスターは、モデルラインナップの継続的な拡大に伴うことを理由に、欧州で非正規代理店販売モデルへのシフトを発表した。オンラインでの販売に加えて、「ポールスター・スペース」と「サービス拠点」を拡大する。今月初めにスウェーデンとノルウェーで導入、順次欧州全域に対象を広げる。
また、2025年中に7カ国の新市場に参入する計画を打ち出した。フランスのほかチェコ共和国、スロバキア、ハンガリー、ポーランド、タイ、ブラジルで販売を始める。同地域では、現地に販売代理店を設ける。
ポールスターのトーマス・インゲンラートCEOは、「新規および既存のパートナーと小売事業を拡大することで、より多くのお客様にリーチすることが可能になる。これらのパートナーシップと拡大を通じて、私たちは強力なブランドと成長するモデルラインナップを活用していく」と述べた。(2024年6月18日)