電気自動車メーカーのポールスターは、11日から英イングランドで開幕したモーラースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード（FoS）」に出展し、ロードスターモデルのコンセプトカー「ポールスター・コンセプトBST」を世界初公開した。

ポールスター・コンセプトBSTは、「筋肉質なフレアアーチ」と表現する２ドアスポーツカーで、ユニークな通気孔付きデザインを採用。アグレッシブなフロント・スプリッターに縁取られ、エクストリームなリアウイングと特注のレーシングカラーにインスパイアされたグラフィックデザインが特長だ。

将来はモータースポーツ参戦も視野

FoSのファーストグランスのパドックに展示し、会期中に全長1.2マイルのヒルクライムを駆け上がるデモンストレーションを行う予定だ。また、会場には「ポールスター 2」と「新型ポールスター 3」、「ポールスター 4」の電動SUVなどを展示する。

ポールスターのトーマス・インゲンラスCEOは、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、最もエキサイティングなクルマと最も熱狂的な観衆で溢れており、ポールスター・コンセプトBSTをお披露目するのに最適な場所」と話し、「将来的にBSTフォーミュラを私たちのラインナップにどのように適用できるかを示すものでもある」とモータースポーツ参戦を検討していることも明らかにした。

スバルもモンスター「WRX」を披露

今年のFoSには、日本からもスバルが出展。史上最速の「WRX」という「プロジェクト・ミッドナイト」仕様を発表塩田。プロジェクト・ミッドナイトは最高出力670PS（493kW）、最大トルク922Nm（680lb ft）を発生する2.0リッター・ボクサー・エンジンを搭載する。（2024年7月11日）