ルノーグループが24日に発表した2024年第3四半期（Q3、7～9月）の売上高は、新車販売が減少したものの自動車ファイナンスの収益増で営業収入は前年同期比1.8%増の107億100万ユーロ（1兆7,124億円）だった。通期の業績見通しでは、営業利益率が7.5%以上になると見込む。

通期で営業利益7.5%以上見込む

部門別営業収入は、自動車販売が前年同期比0.5%減の93億4,700万ユーロ（1兆4,958億円）となった一方で、自動車ファイナンスは同21.6%増の13億4千万ユーロ（2,144億円）と販売減による減収を補った。

新車販売は5.7%減の48万2千台

期中の新車販売台数は48万2千台で前年同期比5.7%減。ブランド別では、ルノーが同5％減の33万9千台、ダチアが同4.1%減の14万2千台だった。地域別では欧州が同5.5%減の32万8千台で、中南米は同5.8%減の6万5千台となった。（2024年10月26日）