BMWグループは13日、2024年の新車販売台数が前年比4%減の245万804台だったと発表した。下半期の出荷停止と中国での落ち込みが響いた。こうしたなか、バッテリー電気自動車(BEV)販売が同13.5%増の42万6,594台と伸ばし、総販売台数を支えた。
総販売台数は4%減の245万804台
ブランド別では、BMWが同2.3%減の220万177台、MINIが同17.1%減の24万4,915台だった。ロールス・ロイスは同5.3%減の5,712台。
グループのBEV販売は堅調な伸びをみせ、BMWが36万8,523台(前年比11.6%増)、MINIが5万6,181台(同24.3%増)といずれも2ケタ伸長を示した。ロールス・ロイスのBEV販売は同479.6%増の1,890台を記録した。BMWグループでの電動車販売台数は59万3,215台(同4.8%増)となり、総販売台数の24.2%を占め、BEVでも17.4%に達した。
グループの電動車割合は24.2%に
ヨッヘン・ゴラー販売担当取締役は「2025年もBEVの販売増を維持できると確信している」とし、引き続きBEVが同社の販売けん引役になるとの見立てを示した。
M GmbHの販売台数は20万6,582台で前年比2.1%増となり、過去最高を更新した。また、二輪のモトラッドは同0.6%増の21万408台と新記録をマークした。(2025年1月13日)