• 2025-03-15

アウディ、モデル名の再標準化に。パワートレーンの区別なくす

アウディは3日、モデル名を再編すると発表した。電気自動車と内燃エンジンなどパワートレインの区別はなくし、サイズと車格のみを分かりやすく表記するという。3月4日にはフルサイズの「A6」をその最初の、内燃機関を搭載するモデルとして発表する。

アウディは、モデル名として 1 つ以上の英文字と数字で表記する。「A」と「Q」は、低床車と高床車の違いとして引き続き使用する。これまで、数字の偶数と奇数ではドライブトレインの区分を示すケースがあったが、今後はパワートレインのタイプではなくサイズと車格を表す。電動車と内燃機関車が同じ文字と数字の組み合わせを共有することになるという。これにより、モデルとバリエーションをボディスタイル(アバント、セダン、スポーツバックなど)とパワートレインコード(e-tron、TFSI e、TFSI、TDIなど)で示す。

アウディのモデル名については、昨夏に発売した「A5」がセダンとステーションワゴンタイプで従来の「A4」を踏襲したため、数字の偶数を電動車、奇数を内燃機関車とするのではとの憶測を呼んでいた。VWグループのプラットフォームに合わせた電動車と内燃機関車との区分、との見方は外れた格好だ。(2025年2月4日)