• 2025-03-15

コンチネンタル、自動車部門の新CTOにニーノ・ロマーノ氏を任命

新CTOに就いたニーノ・ロマーノ氏

独自動車部品大手のコンチネンタルは6日、自動車部門の新たな最高技術責任者(CTO)に元品質・オペレーション部門責任者のニーノ・ロマーノ氏(57)が2月1日付けで就任した、と発表した。ジル・マビレ前CTOは昨年11月に退職している。

新CTOとなったロマーノ氏は1993年にコンチネンタルに入社。主に研究、開発畑を歩み、2011年にビークルダイナミクス事業部門の電子ブレーキシステム開発責任者に就任。2020年からは自動車部門の経営委員会メンバーとなり、品質および環境部門の責任者を経て2024年から品質および業務部門の責任者を務めている。

自動車部門のフィリップ・フォン・ヒルシュハイトCEOは「その豊富な経験と専門知識から、ニノ・ロマーノはCTOとして技術と業務の主要分野を統合する理想的な人物。(同部門の)独立に向けた準備を進める中で、お客様と投資家の皆様にさらなる付加価値を提供できるだけでなく、より効率的かつ効果的にイノベーションを推進することを可能にするだろう」と紹介。ロマーノ氏は「独立した企業としてオートモーティブの事業を発展させ、技術とイノベーションを通じて製品ライフサイクル全体をサポートしていくという挑戦を楽しみにしている」と抱負を述べた。(2025年2月6日)