アウディは２６日、新しいプレミアム・プラットフォーム・エレクトリック（PPE）をベースとした最初のモデル「新型Q6 e-tron」を報道陣に公表した。インゴルシュタットで生産し、年内にも発売する予定だ。

アウディは「Q6 e-tron」を「アウディ史上最大のモデルイニシアティブの幕開け」と位置付けている。また、アウディとポルシェによる共同開発の、新たに開発されたプレミアムプラットフォームエレクトリック（PPE）最初のモデルとなり、電気自動車（BEV）専用設計だ。ミッドサイズからラグジュアリーセグメントまでの幅広いモデルに対応するほか、バッテリーサイズとホイールベースも拡張可能という。これにより、SUVやCUVの高床モデルだけでなく、スポーツバックやアバントのようなフラットフロアのプラットフォームにも対応できる。

アウディは、同モデルの発売に先駆けコミュニケーションキャンペーンの一環として、プロトタイプをドライブする「Experienceイベント」を実施している。今後2週間にわたって開催されるなかで、特別にメディア関係者を招待する。プロトタイプの運転席に座り、その走りの第一印象を確かめることができるという。アウディのエキスパートが同乗しサポートする。

また、照明技術の分野で世界初となるプレミアも話題となりそうだ。