現代自動車は14日、没入型プラットフォームと呼ばれるバーチャル・ゲームの「roblox(ロブロックス)」に同社の将来ビジョンを探れる「ヒュンダイ・フューチャー・アドベンチャー」をオープンした、と発表した。バーチャル世界で未来のモビリティをテーマにした6つのジャンプアクションチャレンジを通じて、ロボットや電気自動車(BEV)、先進エアモビリティ(AAM)、水素技術など現代自の革新的な技術に触れることで、Z世代とアルファ世代への取り込みにつなげたい考えだ。
同社は、米ラスベガスでの「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2024」への出展の一環として、今月8日にオープン・ベータ・ショーケースを実施したのに続き、Robloxで没入型コンテンツを正式に開始した。新しいメタバース「ヒュンダイ・フューチャー・アドベンチャー」では、ユーザーは自由に探索し、現代自動車が開発した革新的な技術と対話することができるもので、人類を進化させる未来のモビリティをテーマにした6つのジャンプアクションチャレンジで構成している。ユーザーは、ロボット工学やIONIQ(BEV)、AAMなどのテーマパークを探検しながら旅をするもの。
例えば、アドベンチャー・マップには、最先端技術を探検するエリア「H-techキャンパス」、水素を動力源とする「HTWOウォーターパーク」、ヒュンダイのさまざまなロボットが登場する「ロボティクス・ラボ」、宇宙探検に焦点を当てた「スペースクラフト・ホライズン」、IONIQのラインアップが体現する持続可能な価値を推進する「ボタニック・ガーデン」、ヒュンダイのレスキュー・ロボットが登場する「南極大陸」などがある。現代自ではマップやチャレンジに加え、Robloxマーケットプレイスでデジタルアイテムやアクセサリーを提供することで、ユーザーは「Dal-e」や「N Vision 74」などのロボットキャラクターやその他のデジタルアイテムを購入し、アバターをカスタマイズすることができる。
ヒュンダイ・フューチャー・アドベンチャー、Robloxのコンテンツページは次の通り。https://www.roblox.com/games/13457104744/Hyundai-Future-Adventure (2024年1月14日)