• 2024-09-30

GM、「オンスター」を2025年モデルから全車標準装備

新たに標準装備された17.7インチ対角センタータッチスクリーン。2025年型「サバーバンハイカントリー」に搭載。スーパークルーズは発売後2025年に設定。

ゼネラル・モーターズ(GM)は、北米で2025年モデル全車に車載テレマティックサービス「OnStar(オンスター)」を標準装備する、と発表した。新車購入客に追加費用なしで自動衝突応答、リモート車両コマンド、ナビゲーションと音声アシスタンス機能を提供する。

対象となるのは2025年モデルのシボレー、ビュイック、GMC、キャデラックの北米での新車購入客。北米GMのマリッサ・ウエスト社長は、「オンスターの最も魅力的な機能のいくつかを標準化することで、あらゆる価格帯でより多くの技術と価値を提供することができ、当社の車両と顧客が長期にわたってつながり続けることができるようになる。」と話し、インフォテイメント機能の拡充が広がるなか同社の車載テレマティクスサービスを一気に広げたい考えだ。

新しいOnStarパッケージである「OnStar One Essentials」は、事故発生後に顧客が無反応であってもエマージェンシー・アドバイザーに接続し医療支援を提供したり、重要な情報を救急隊員に伝えるほか、「リモート・ビークル・コマンド」は客がスマートフォンでどこにいても車両を管理することができるサービスなどをまとめたもの。このほか、GoogleアシスタントやGoogleマップなどのアプリを対象車両に搭載する。このサービスを新車購入時に8年間無償で提供するほか、キャデラックの顧客には車両購入時から3年間、追加のプレミアムオンスターサービスを受けることができる。(2024年2月8日)