北米トヨタは26日、「プリウス」とコンパクトSUVの「RAV4」のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの名称をこれまでの「プライム」から「プラグインハイブリッド」に変更する、と発表した。近く販売を開始する2025年モデルから採用する。PHEVというパワートレーン機関であることを直接表現することで、商品認知をさらに高める狙いだ。
2025年モデルから。PHEV認知度向上へ
トヨタは「プリウスプライム」の名称を2016年から、「RAV4プライム」は2019年から採用してきた。パワートレインの選択肢を消費者がより簡単に識別できるようにすることが目的で、モデル名の変更に加え車両の前後にあるトヨタのロゴから青い「ハロー」がなくす。
充実したコネクテッドサービス
また、「RAV4プラグインハイブリッド」では2025年モデルからテキサス州に拠点を置くトヨタのコネクテッドテクノロジーチームが設計・開発した最新のトヨタ・オーディオ・マルチメディアシステムを搭載する予定だ。また、オーディオ・マルチメディア・システムでは、ブルートゥース対応の2台の携帯電話を接続できるほか、「Wi-Fi Connect」サービスで最大5台のデバイスに4G接続が可能になるという。(2024年9月26日)