
ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2025に、起亜自動車の電気自動車でコンパクトSUVの「EV3」が選ばれた。起亜は昨年に続き2年連続3回目のカー・オブ・ザ・イヤー受賞で、これで韓国勢は4年連続で米国でのカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことになる。
韓国勢が4年連続
同賞は、ニューヨーク国際オートショーの開幕に合わせて毎年行われるワールドカー・アワードで、世界30カ国の計96人の自動車ジャーナリストがその年の最も優れた新商品を選ぶもの。今年も2024年1月から2025年3月末までに発売された年販1万台以上、2大陸以上で発売した新商品を対象に実施した。表彰式は4月16日、カナダ・トロントで行われた。
起亜は昨年の「EV9」に次いで2年連続のカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。起亜のホン・ソ・ソCEOは「大きな栄誉。デザイン主導で先進的なモビリティソリューションを提案するグローバルリーダーとして評価頂いた」と喜びのコメントを発表した。

他賞では、ワールドEVに現代自動車の「インスター/キャスパー」が、ワールド・ラグジュアリーカーにはボルボ・カーズの「EX90」が、ワールド・パフォーマンスカーにはポルシェの「911カレラGTS」が選ばれた。また、ワールド・アーバンカーはBYDの「シーガル/ドルフィン」が、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーにはVWの「ID.BUZZ」が輝いた。(2025年4月20日)