ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は７日、全米自動車労組（ＵＡＷ）に対し行った賃上げ提案に、UAWのショーン・フェイン会長は「侮辱的だ」と拒否し反発した。

現地報道によると、GMは工場で賃金が最も高い従業員に合計16％の賃上げ、賃金の低い新人従業員に56％の賃上げを提案。ＵＡＷのフェイン委員長は同提案について「侮辱的だ」として反発した。すでにフォードはUAWと賃上げ合意している。

UAWショーン・フェイン会長のGM提案に対するは次の通り。「過去6週間にわたり誠意ある交渉を拒否し、連邦労働委員会に告発された後、GMはアメリカの自動車労働者のための公平な合意に近づかない侮辱的な提案をしてきた。私たちが9月14日午後11時59分までにGMの経済的公正が必要だと言っても、GMは気にしていないか、耳を傾けていないかのどちらかだ。時間は刻一刻と迫っている。組合員の時間を無駄にするな。チクタク」