トヨタ自動車は6日、ケンタッキー州での電気自動車(BEV)生産などに新たに13億ドル(1,926億円)を投資する、と発表した。昨年6月にケンタッキー工場でBEVによる3列シートSUVを生産、北米でのBEV生産に乗り出すことを明らかにしており、今回の追加投資で総額100億ドル以上の投資規模になるという。
トヨタは、トヨタ・ケンタッキーでBEV組み立て生産するとともに、トヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナからバッテリーを調達しバッテリーパックの組み立てラインも備える計画だ。
ケンタッキー州のアンディ・ベシア州知事は、この追加投資を歓迎するコメントを発表した。トヨタ・ケンタッキーのケリー・クリーチ社長は、「本日の発表は、車両の電動化と米国事業へのさらなる再投資に対する当社のコミットメントを反映したものだ」と述べ、教育や地域社会への投資にも力を入れていることを訴えた。トヨタは電動化への取り組みに、米国で総額170億ドルの新規投資をすると発表している。(2024年2月7日)