現代自動車は12日、21日(日本時間22日)から開幕するロサンゼルス・オートショーで新型のSUV電気自動車(EV)「IONIQ 9」をワールドプレミアとして公開する、と発表した。同社は先月末、IONIQ9のティザーイメージを公開しており、主力市場となる米国で世界初披露する。合わせて、水素燃料電池のコンセプトカー「INITIUM」も初めて披露する。
ジョージアのHMGMAで生産
IONIQ9は、同社のフラッグシップとなる3列シートのフル電動SUV。現代自のEV専用プラットフォーム「E-GMP(エレクトリック・グローバル・モジュール・プラットフォーム)」を採用した3台めモデルだ。高級感あふれるデザインやIONIQシリーズの特長という「デジタルピクセル照明」を装備する。ジョージア州にある「ヒュンダイ・モーター・グループ・メタプラント・アメリカ(HMGMA)」で生産する。
また、現代自はLAオートショーで燃料電池車のコンセプトカー「INITIUM」を初披露するほか、同社全モデルを展示する予定だ。LAオートショーの一般公開は22日からで、会期は12月1日まで。(2024年11月13日)