
GMシボレーは、乳がん撲滅を訴える「ピンクのコルベット・スティングレイ」を再び19日に開幕するNASCARカップシリーズの公式ペースカーとして起用し、タラデガ・スーパースピードウェイとマーティンズビル・スピードウェイの両レースでファンに強いメッセージを発信する。米国癌協会(ACS)の「Making Strides Against Breast Cancer」イニシアチブへの支援は今年で15年目を迎える。
シボレーのモータースポーツ・マーケティング担当ディレクター、トッド・クリステンセン氏は「ピンクのペースカーが先導するこの2週間、全米各地で行われる『乳がん撲滅のためのストライド』イベントを通じて、募金活動への参加を呼びかけたい」とコメントした。
特別仕様のペースカーは、注意喚起走行1周ごとに500ドルを寄付する仕組みで、最大2万5,000ドルがACSに送られる。今年はさらに、2戦でトップ10入りしたチーム・シボレーのドライバー1人につき1,500ドル(最大2万5,000ドル)を追加寄付する特典も設定された。今年の第1戦は10月19日の「YellaWood 500」で、ピンクのコルベット・スティングレイがトラックに登場する。
昨年には、タラデガとマーティンズビルの2戦で合計18,900ドルを寄付。昨年のピンク仕様カマロSSペースカーは、バレット・ジャクソンのオークションで落札され、収益全額がACSに贈られた。(2025年10月17日)