• 2024-12-23

北米トヨタ、LGエナジーとEV用バッテリー契約を締結

北米トヨタは4日、韓国・LGエナジー・ソリューションとBEV用リチウムイオン電池モジュールの供給契約を締結した、と発表した。2025年から、LGエナジーはミシガン工場で生産する年間20GWhの車載用電池モジュールをトヨタがケンタッキー工場で生産する新型BEVに供給する。トヨタは、マルチパスウェイ製品戦略の一環とし2030年までにトヨタとレクサスの両ブランドで30車種のBEVをグローバルに提供、年間350万台のBEV生産をめざす取り組みを支援することにつながる、という。

LGESが今年5月、ミシガン州でバッテリー工場の建設を始めた。写真は起工式。

LGエナジーはミシガン州の向上に新たに4兆ウォン(4400億円)を投じ、トヨタ向けのバッテリーセルとモジュールの専用生産ラインを設ける。当初は、トヨタ・ケンタッキー工場に電池モジュールを送り、電池パックに組み立てられBEVに搭載する。 LGエナジーソリューションのクォン・ヨンスCEOは、「リチウムイオンバッテリーにおける30年の経験を生かし、革新的なパワーソリューションを提供することで、トヨタのBEVへのさらなる進出をサポートする」と話す。今契約は、LGエナジーがジョイント・ベンチャー以外で最大の単独契約という。