• 2024-09-30

NADA、CESと組んで販売スタッフ向けにEV研修を開始

全米自動車ディーラー協会(NADA)と持続可能エネル ギーセンター(CSE)は、自動車ディーラーのスタッフを対象に電気自動車(BEV)の販売トレーニング 認定プログラムを開始した。消費者のBEVに対する不安を解消するためで、昨年にBEV販売が100万台を上回るなか正しいBEVの利点を消費者に伝える狙いだ。

今月初めにラスベガスで開催された定期大会「NADAショー」で明らかにした。CESによる「ElectrifIQトレーニング・プログラム」を、NADA加盟ディーラーの販売スタッフを対象に実施する。消費者のBEVに関する質問に、「公平で簡潔な情報を提供する」(CES)もの。例えば「BEVは私の運転ニーズに合うのか?」や「充電にかかる時間は?」「家庭での充電にはいくらかかるのか?」「BEV所有にかかる総費用は?」など。CESでは消費者の質問に対応できるようトレーニングすることを目的とし、メーカー別のトレーニングを補完するものと位置付けている。

EVの販売台数は2023年に初めて年間100万台を超えた。CESによると、多くの消費者はBEVに乗ることの利点を十分に理解していない、と指摘する。NADA のマイク・スタントン会長 は、「このトレーニングプログラムはNADAとCSE の強みを活用し、ディーラーが電気自動車の販売とサービスを行うための十分な準備が できていることを保証するものだ」と述べた。(2024年2月9日)