現代自動車グループは23日、オランダ政府と安全でスマートなモビリティ・エコシステムを構築するため協業パートナーシップを締結した、と発表した。年内にも、現代自動車と起亜自動車の車両がオランダで救急車の接近情報を含めた交通情報をリアルタイムで受信できるようになる。
交通情報をリアルタイムで提供
現代自グループの先進車両プラットフォーム(AVP)部門である「起亜コネクト」とオランダの共同プロジェクトで、現代・起亜自動車のインフォテインメントシステムがオランダのインフラシステムと接続する。今年第4四半期から、オランダで現代・起亜自動車のコネクテッドカー・サービスに加入しているユーザーを対象にサービスを始める。無線データー送受信のOTA(オーバー・ジ・エアー)技術を使ってソフトウェア・アップデートで対応する。
23日に韓国の現代自動車グループ南陽研究開発センターで行われた調印式は、オランダインフラ・水管理省のキース・ファン・デル・ブルグ副大臣と現代自動車グループのチャン・ソング社長などが出席した。オランダのインフラ・水管理大臣であるマーク・ハーバーズ氏は「オランダと現代自動車グループが力を合わせ、オランダのインフラデータと韓国産業の技術を活用することは素晴らしいことだ」と述べた。(2024年4月24日)