【シュツットガルト】ポルシェは１２日、2023年上半期（１～６月）の納車台数が前年同期比１４．７％増の１６万７３５４台となったと発表した。なかでも、欧州では２３％増の高い伸びを示した。SUV「マカン」の堅調ぶりが目立つ一方で、電気自動車「タイカン」は半導体不足が響きマイナスとなった。

デトレフ・フォン・プラテン取締役会会長は「今年最初の6ヵ月を終えて、これまでの納車実績に満足することができます」と述べ、またポルシェAGの販売・マーケティング担当取締役であるデトレフ・フォン・プラテンは「どの販売地域でも利益を上げることができました」と話している。

地域別では、欧州が36,574台で前年同期比23%増となり、本拠地ドイツも同様の高い伸びを見せた。また、北米は同１２％増の３万７６０５台をマークし、中国も同８％増の４万６８１台と堅調ぶりを示した。