BMWは18日、BEV「i5」など「新型5シリーズ」を欧州でも21日から販売する、と発表した。日本など他の世界市場は11月25日に発売するとした。また、2024年春にもワールド・プレミアとして「ツーリング」を公開することも明らかにした。
第8世代となる新型5シリーズは、初のBEVモデルとなる「BMW i5」とともに世界に先駆け韓国で発売している。今回、地元・ドイツと欧州で販売を始めるほか、その他地域での販売スケジュールを公表した。「BMW i5」は2つのバリエーションがあり、「eDrive40」 セダンの最大出力は250 kW/340 hpで、航続距離は498~582 km。最高出力442 kW/601 psを発揮する「M60 xDrive」セダンの総合消費電力は20.6 – 18.2 kWh/100 kmという。
新型5シリーズ セダンには、革新的なデジタル・サービスのほか先進的なドライバー支援システムを採用した。高速道路では、最高時速130kmでの長時間ハンドオフを実現した。同時に、エクステリア・ミラーをひと目見るだけで車線変更が自動で開始されるシステムも導入した。
2024年春にワールド・プレミアを行う「5シリーズツーリング」はセダンと同じパワートレーンを用意する。これにより、 ツーリングでは初めてBEVモデルを設定することになる。