マグナは4日、エリクソンらが取り組むスウェーデン・ノーススターの5Gネットワークに参画すると発表した。ヴォ―ゴーダにあるマグナのテストトラックで、5Gを使った車車間(V2V・V2X)を用いた先進運転支援システム(ADAS)を試験する。これにより、マグナは5Gミリ波技術によるADAS製品開発を加速させたい考えだ。
エリクソンとテリアが取り組む「ノーススター」プロジェクトに、マグナが参加しGミリ波技術を活用した新たなADAS試験を始める。マグナによると、「低遅延ギガビット速度とシームレスな接続が可能になる」とし、ミリ波技術を用いた共同センシングと通信システムの研究を強化できるという。
具体的には、マグナのテストトラックでギガビットのデータ速度と超低遅延を実現する26GHzの周波数帯域と400MHzの帯域幅の5Gネットワークを用いる。ノーススターの5Gネットワークは、エリクソンのデュアルモード5Gコアを搭載し、テリアの既存の公共5Gネットワークに接続しており、この高速接続を活用する。