欧州自動車部品工業会(CLEPA)は9日、シェフラーオートモーティブテクノロジーズCEOのマティアス・ジンク氏を新会長に選出した、と発表した。任期は2024年1月から2年間。トーステン・ムシャール会長は4年間務めた。
マティアス・ジンク新会長は、ドイツのビュールにあるシェフラーのオートモーティブテクノロジーCEOに2017年から就任。2019年からは、シェフラーのエンジンシステム事業部門とシャシーシステム事業部門、およびオートモーティブグローバルキーアカウントマネジメントの責任者にも就いている。
ジンク新会長は、「手ごろな価格の再生可能エネルギー、原材料不足、EUにおける不十分な電池生産能力、大規模なインフラと送電網のニーズは、多様な技術によるアプローチを要求している。規制の枠組みは、継続的な技術革新を促し欧州の競争力を維持するために、野心的でありながら柔軟であり続けなければならない」と述べた。(2024年1月9日)