アウディのゲルノット・デルナーCEOは12日、今後の商品計画を明らかにし「2025年までに20以上のモデルを発表する」と積極的な商品攻勢に取り組むことを明らかにした。また、近く発表する「新型Audi A5」の一部を公開した。
ハイブリッドを生かし電動化を促進
デルナーCEOは「今後数年間で、私たちは電動モデルのラインナップを段階的に拡大していく。と同時に、燃焼エンジンを搭載したモデルのポートフォリオも若返らせていく。これによって、オール電化のポートフォリオに移行する際に強固で柔軟なポジションを確保することができる」と、電動化を控え当面の商品戦略の方針を示した。
具体的な商品についても語り、今月16日にはハイブリッドエンジンを搭載した「新型Audi A5」のワールドプレミアを実施するほか、同じく今月下旬には同社初の電気自動車(BEV)「Audi A6 e-tron」を、今秋には3代目SUVとなる「新型Audi Q5」を発表する計画を明らかにした。(2024年7月12日)