• 2026-09-29

英国日産、ケンブリッジで自動運転の移動サービス研究

英ケンブリッジの自動運転研究ADventureのイメージ図
英国日産の自動運転研究「ADventure」のイメージ図(英国日産提供)

英国日産は27日、英ケンブリッジで自動運転車を使った移動サービスの研究プロジェクト「ADventure」を始めると発表した。英国政府が支援する総額300万ポンドの共同事業で、地域の交通需要や利用者の受け止め方を調べる。研究の最終段階では、公道で実証走行を披露する。

英国の日産テクニカルセンター・ヨーロッパが研究を主導し、ウォーリック大学の研究機関WMGなどが参加する。車両には、自動運転技術を搭載した2022年型「日産リーフ」の試験車を使う。自治体や住民と協力し、既存の公共交通との連携、利用者の安心感、公道での安全な走行を検証する。英国日産は、運転しない人の通院を支える移動手段などを想定している。

英国では2026年春から、安全運転要員を車内に置かない旅客サービスの試験を申請できるようになった。自動運転車法の全面施行は2027年後半を予定する。英国日産はこれまで住宅地や地方道などで走行技術を研究してきたが、今回は地域の移動需要を踏まえたサービスの設計に対象を広げる。一般向けサービスの開始時期は明らかにしていない。

(2026年9月28日)