NIOは13日、シンガポールのナンヤン工科大学教授で世界最大の技術専門組織であるIEEE(電気電子学会)フェローのヨンガン・ウェン(Yonggang Wen)教授を取締役に就任した、と発表した。
ヨンガン・ウェン氏は2008年、米国ケンブリッジにあるマサチューセッツ工科大学(MIT)で電気工学とコンピュータサイエンスの博士号を取得(副専攻は西洋文学)。現在はシンガポールのナンヤン工科大学でコンピューターサイエンス・エンジニアリング学部(SCSE)の副学部長教授で、2023年4月より南洋理工大学学長室の副学長を務めている。これまでに200以上の論文を発表し、Cloud3DViewに関する研究で数々の賞を受賞している。
NIOのウィリアム・ビン・リーCEOは「ヨンガン・ウェン教授をNIOの取締役会に迎えることができ、大変嬉しく思う。クラウド・コンピューティングとコンピュテーショナル・サステイナビリティの専門知識、革新的な技術への情熱という卓越した学歴を持ち、取締役会にユニークな視点をもたらしてくれる」と話し、独自のソフトウェアとハードウェアの技術力強化を図っていく考えだ。