BYDは17日、インドのパートナーであるMegha Engineering and Infrastructure(MEIL)と合弁で電気自動車とバッテリーの生産工場建設を計画していることが明らかになった。ロイターが報じたもので、インド政府に提出した計画によると両社はハイデラバードの工場に約10億米ドルを投資予定だという。
BYDはインドでの電気自動車生産を年産10万台とする計画だ。すでにBEV「ATTO3」と「e6」をインドで販売しており、「Seal」も今年後半にも投入する予定だ。現地生産の規模拡大までの数年間は、CKD生産として、EVを組み立て用の部品としてインドに出荷することになりそうだ。また、この投資計画にはBYDとMegha Engineeringがインドで充電ステーションを設置するほか、研究・開発・トレーニングセンターの建設計画も含まれている。
BYDとMegha Engineeringはすでにインドで協業しており、「Olectra」という合弁会社で電気バスを製造している。メーガ・エンジニアリングは、年産1万台の国内最大の電気バス工場の建設を計画している。さらに、電気トラックや三輪電気自動車もそこで製造される予定だ。