全米自動車販売協会(NADA)は17日、理事会を開催し、2024年の次期会長にNADA副会長でギルクリスト・シボレー・ビュイックGMC社(ワシントン州)のゲーリー・ギルクリスト社長を選出した。任期は来年2月にラスベガスで開催される「NADAショー2024」から。
NADAはフロリダ州パームビーチで開催されたNADA理事会で次期執行部を選任した。ギルクリスト副会長が会長に就任するほか、財務委員のトム・カストリオタ氏(フロリダ州、カストリオタ・シボレー)が副会長に就く。ロバート・ベイル副会長(ニューヨーク州、ベイル・ビュイックGMC社長は幹事となる。会計にはサニーサイド・オートモーティブ・グループ(オハイオ州)のカート・フライ社長が選出された。
会長となるギルクリスト氏は現在70歳。大学卒業後の1977年に自動車販売を始めた。「皆さまが私を信頼し、未来へと導いてくださることを光栄に思い感謝している」とあいさつし、「今、私たちが前を向くとき、私たちはポジティブな変革の力である変化を受け入れることに全力を注いでいく」と話した。
副会長となるカストリオタ氏は69歳。「この素晴らしい組織に奉仕できる栄誉に身の引き締まる思い。共通のビジョンに向かって、友人であり同僚でもあるゲーリー・ギルクリストと共に理事会の仕事を最大限に生かすことを楽しみにしている」と述べた。