GMのGMCは13日、プレミアムミッドサイズSUV「アカディア」をモデルチェンジし「2024年モデル」として発表した。前モデルよりも車体を拡張し、プレミアム感を押し出した。新モデルはミシガン州ランシング・デルタ・タウンシップ工場で生産され、来年初めに発売する予定だ。
新型アカディアは、前モデルより全長が10.6インチ、全高が3.2インチ高くなり、乗員スペースを拡大し7人または8人乗りのシート構成を可能にした。サイズ拡大により、収納スペースと多用途性も広がり、3列目後方の荷室スペースは約80％、2列目後方の荷室スペースは36％以上増えた。一方、15インチのインフォテインメント・スクリーンを採用したほかハンズフリー運転支援機能「スーパークルーズ」、互換性のあるGoogleビルトイン・テクノロジーなど最新装備も導入した。

GMCアカディアのデザイン・リーダーのベン・ザヴァラ氏は、「主張のある力強いスタンスで、2024年型アカディアは、ブランドの特徴であるプレミアム感を注入し、トラックにインスパイアされたペルソナを想起させる」と述べた。