ZFは24日、独ベルリンで開催しているバスの国際見本市「BUS2BUS」で地元出版社主催の車両対象に「サスティナビリティ賞2024」に同社の電動ドライブ「CeTrax 2 dual」が受賞した、と発表した。

BUS2BUSの前夜祭で授賞式開く

ZFの電動ドライブ「CeTrax 2 dual」は、従来のトランスミッションのスペースに収まるよう設計したことで車両メーカーはパワートレーンの電動化を容易にできるという。なかでも、3速トランスミッションによる最大出力380kWが急勾配の坂道や高い巡航速度を実現した点などが評価された。

ZFのEMEA（欧州・中東・アフリカ）を担当するセールス・ディレクターのベルント・ワクテル氏は、「今回の受賞は、ZF社の技術がさまざまな車両セグメントの電動化をリードし、業界の二酸化炭素排出量の大幅な削減に貢献していることを示すもの」と述べた。

国際バス見本市「Bus2Bus」は24～25日にベルリンで開催しており、その前夜祭で授賞式が行われた。（2024年4月25日）