• 2024-05-18

ポルシェ、Q1業績はモデル端境期で減収減益

ポルシェは26日、2024年第1四半期(Q1、1~3月)の業績を発表するとともに、今年の商品戦略を紹介した。モデル端境期による販売減が響き業績は減収減益となった。

期中の新車販売台数は7万7,640台で、前年同期比3.9%減にとどまった。これにより、Q1の売上高は前年同期比10.8%減の90億1千万ユーロ(1兆5,269億円)、営業利益は同30.3%減の12億8千万ユーロ(2,169億円)だった。売上高営業利益率は前年同期の18.2%から14.2%へと下がった。2024年通期の業績見通しは、売上高営業利益率で15~17%を見込んでいる。

同時に、「新型パナメーラと新型タイカンに続き、マカンと911のモデルラインも新たに発表される。これにより、2024年はポルシェ史上最大の製品発表の年となる」(オリバー・ブルーメ取締役会会長)と述べ、同社がラインナップする6商品群のうち「新型パナメーラ」「新型タイカン」「新型マカン」と911後継モデルの4商品を刷新する計画をアピールした。(2024年4月27日)