• 2026-11-04

奇瑞汽車、1~9月は12.3%増収も純利益2.8%減 為替差損と研究開発費が重荷

中国の自動車メーカー、奇瑞汽車(チェリー)は10月30日、2026年1~9月の連結売上高が前年同期比12.3%増の2,412.34億元(約5兆6,569億円)だったと発表した。売上総利益は3割以上伸びたが、為替差損や研究開発費の増加が重荷となり、親会社株主に帰属する純利益は2.8%減の139.63億元(約3,274億円)だった。

売上総利益は32.4%増の390.04億元(約9,146億円)となり、粗利益率は前年同期の13.7%から16.2%に上昇した。一方、前年同期に29.74億元(約697億円)の為替差益を計上していたが、今期は31.71億元(約744億円)の為替差損となった。研究開発費も40.2%増の110.46億元(約2,590億円)に膨らんだ。税引き前利益は6.3%増の182.44億元(約4,278億円)だった。法人所得税費用の増加で連結純利益は0.6%増にとどまり、非支配株主に帰属する利益が増えた結果、親会社株主に帰属する純利益は減少した。

別途公表した販売速報によると、1~9月の主要5ブランドの販売台数は前年同期比10.5%増の2,076,891台だった。主力の「CHERY」が23.2%増の1,488,136台と全体の約7割を占めた。「iCAR」も13.4%増の75,547台だった。一方、「JETOUR」は9.1%減の417,619台、「EXEED」は40.9%減の51,966台、「LUXEED」は24.5%減の43,623台だった。

(2026年11月4日)